妖怪男ウォッチ

恋愛文化人類学が趣味の外資アラサーOLによる、ラブ魔窟サバイバル記録。

「男から愛されて女からは嫉妬されるの…」自己愛ナルシスト女子を見抜く「認知の歪み」4つ

ぱぷこのこと一生の大親友なのー!と公言しまくっていた女友達が、グロスでかがやいたその同じ愛されリップで「ぱぷりこは私に嫉妬してるだけ、自意識過剰、被害妄想、悪意にまみれた虚言癖」と言っていたことを知らされました。

なんだそのメフィストフェレスもびっくりなあだ名は。

私は地獄の大公ではなく、人間界に生きる一般人です。

男は敵、女はもっと敵 (集英社文庫)

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さまざまな人生の転機が訪れるアラサー女子ワールドでは、日々マウンティングが行われています。出身地・出身校・実家のクラス・美貌・スタイル・配偶者のスペック・服装メイクのセンス・貯金額・独身・既婚・子供の有無・新居の立地など、多岐にわたってマウントをはかり、相手に自分の優位を見せつけます。

そうした女の格付けを異常に気にして、実際のスペックとはいっさい関係なく「自分は女ランク番付の最高峰にいる」と思い込む女子一派がいます。

彼女たちの得意技は、超重力エンジンを搭載した「認知のゆがみ」。「男から愛されまくる」「女から嫉妬される」と思い込む、ダークマターブラックホールでできた「妄想力」

 彼女たちは地軸です。すべての男は彼女を愛し、すべての女は彼女に嫉妬する。世界の中心。爆心地。まじ地軸。ちょっと傾斜してゆがんでるところもソックリ。

さて今回は、自己愛が強すぎて認知と真実をゆがめまくる「自己愛の強いメンヘラ女子」の特徴を見てみましょう!

 

承認欲求の塊!自己愛の強いナルシスト女子4つの特徴

1.自分の都合のいいように事実を歪曲

 

自分自身からみた事柄と他人からみた事柄に認識のずれがあった、なんてことは、生きていれば誰もが経験することですが、彼女たちの事実誤認は別世界にワープレベルです。

常に自分は「可哀そうな被害者」。

たとえ相手を怒らせて当然のことをしていても、自分に都合の悪い部分は省いて、他人から同情を引くストーリーを作り上げたり、事実を過剰に誇張して伝えたりとやりたい放題!

ここまでくると虚言癖の域ですが、話してる本人は「嘘をついている」という感覚なく、話している内容が「真実」です。本人たちの中でストーリが更新されていくため、最初はちょい役のチンピラくらいだった人物が、無駄に出世して組長になったりしますが、監督的にはオールオッケーです。

 

2.彼氏が途切れない。男が数珠つなぎ状態。

彼女たちは承認欲求の餓鬼道に墜ちています。むしろ餓鬼堂温泉にゆったり浸かってタマゴ肌エステをしています。その欲望を手っ取り早く満たしてくれるくれるのはなんでしょう?そう男です!

誰かいるという安心感は彼女たちにとって非常に重要です。「彼氏のいる状態」というものをキープすることで安心感を得ようするため、相手を好きかどうかということはさほど重要ではありません。

さらに、「彼氏がいる子」「男が途切れないモテる子」というようなキャラ付けもできるため、他人からどうみられるか?を異常に気にする彼女たちにとっては一石二鳥です。「やっぱりモテるね!」「すぐ彼氏できすごいよね~」と言ってあげると、彼女たちの鼻はピノキオのように高くなっていくことでしょう!

まぁ、嘘ついてると自分の鼻が伸びてしまう訳ですが、餌になるよりはマシかもしれません。

 

3.周りの男性はだいたい自分のことを好きだと思っている

2.に関係しますが、彼女たちの話は「立場の上の人に気に入られている」、「○○さんに××さん絶対気があるよって言われちゃった」「妙に連絡くるんだよね」などの、周囲の男性はみんな私に夢中!といった話題が中心です。

もちろん「何もしてないんだけど…」「なんか気に入られちゃって」という私は何もしてないけど選ばれちゃった、という上から目線が入ります。

これをきちんと拾って「さすが○○ちゃん!」「やっぱりかわいいからだよ!」とか褒めてあげると彼女たちの承認欲求は満たされますが、さして興味がないからといってスルーしていると、私の立ち位置に嫉妬しているから、褒めてくれないんだ!!!!なんていうトンデモ理論で急に攻撃されたりするのでほんと、要☆注☆意☆☆☆だ・ぞ♪(・ω<)-★

 

4.うまくいかないことがあると「誰かが妬んでいる」と脳内変換

自分自身がやりたいことがうまくいかないと「誰かが私を妬んで足を引っ張った」などと言い出すのもメンヘラ女子の特徴です。

例えば、前々から自分が行きたい部署に別の人間が配置されるなどした場合、「自分に適性がなかったのでは?」「タイミング的に自分ではなかったのだ」といった可能性をすべてすっとばして、「相手が自分の悪口を上司に吹き込んだのでは」「自分を貶めるために悪い噂を流している」と疑い出します。

それをなだめると3.でも触れたように、今度は疑念の矛先がこちらに向いて私に嫉妬しているから、相手をかばうんだ!!!!などというトンデモ解釈で地獄の大公にされるので気を付けましょう。

 

結論:本気で怖い

見てきた内容でもわかるように、彼女たちは自分自身を「特別な存在」だと思いたがっています。そしてその欲求を、自分自身ではない「誰か」や、世の中の指針に照らし合わせた「ランク」など、外部の評価軸をもとに確かめようとするのが、自己愛メンヘラ女子のきわだった特徴といえるでしょう。

 

それは裏を返せば、自分の指針がないとも言えますし、誰かに与えてもらう軸の中で生きてきたとも言えます。レリゴ〜♪レリゴ〜♪から最も遠い人種ですね。

どこで満足するかを他人による「承認」という形で求めている限りゴールはなさそうですが、わたしたちは精神科医でもなんでもないので、自己愛メンヘラの匂いを感じたら全力ダッシュで逃げましょう!

 

女の深淵をのぞくとき、女の深淵もまたわたしをのぞいているのだ。

 

 レリゴーレリゴー♪ でもエルサが「ありのままでー」って歌うシーンって、自分の力を呪いに呪って、人里離れた雪山でやっと力を解放して、氷のお城に引きこもる瞬間だからね!!!私はこのシーンで号泣しました。抑圧されてきた「自分」を開放して晴れ晴れとした笑顔になれたのがこの瞬間だったという悲しみで。

 

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

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 「マウンティング」という言葉を世に知らしめた対談エッセイ。いやもー本当に恐ろしいですよね!いいじゃん、みんな違ってみんないいでってゲンナリしちゃう。それでも様々な要素でマウンティングする女というのは一定存在するので、やられてんなーって感じたらダッシュで逃げましょう♪

 

嫌われ女子50

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  「女から嫌われる女」「職場で嫌われる女」シチュエーション別の嫌われる女のタイプをまとめたイラストエッセイ。犬山さんのイラストとゆるっと鋭い分析が癖になるっ!!!いるいるこんな女!!!って首がもげるほどうなずけるはず!